少年法第54条は憲法第14条第1項に違反するとして、少年に対し労役場留置の言渡しをした原判決を控訴審において破棄、自判した事例
1 商品仲買人が委託者から委託証拠金を徴さずにした商品市場における売買取引の受託契約の効カ 2 商品仲買人の損金支払いの法的根拠
1 固定資産税の課税対象たる「鉱泉地」と一時的涸渇 2 旧孔が、涸渇し、薪孔が噴出したのに、旧孔につき課税した違法が重大且つ明白でないとされた事例 3 「鑑賞用鉱泉地」の課税基準
金銭消費貸借における借受金の使用目的につき保証人に錯誤があったため、その保証契約及び抵当権設定契約が要素の錯誤により無効とされた事例
後見人に、その選任当時判明しなかった前科があるほか、現に傷害罪により公判係属中であるの事由があり、さらに後見人が被後見人の財産状況を家庭裁判所に報告しない後見の任務に適しない事由があると認められるとして、職権により後見人解任の審判をした事例
賃料前払の特約のある土地賃貸借契約において、既にその特約に基いて当期の前払が全部なされた場合における、その前払に相当する期間の経過前になされた賃料値上の意思表示の効力発生時期
1 一方の親権者のみが未成年の子を代理して競買の申出をなし、他の親権者によって代理されていない瑕疵は、他の親権者が競売裁判所に対し未成年者名義の競買行為を追認する旨の書面による意思表示をすることによって治癒されるか 2 右競買申出に、未成年者の親権者としてするものであることが表示されず、資格証明書の提出もなされなかった場合、競落許可決定確定後にその効力を争うことができるか
認知の要件を定めるにつき、その父について父の本国法たる朝鮮民主主義共和国法を適用すべき場合、右法律が明らかでない場合の処置