1 相続人の一人が遺産を占有して他の共同相続人の相続権を侵害していたとしても、右当事者双方が互いに相続権の有ることを争わない以上、その間の遺産の分配は、相続回復請求によらず、遺産分割申立てによってなすべきものである 2 民法第884条に規定する短期消滅時効は、遺産分割の審判手続においてもこれを援用することができる。
1 見通不能の小路から進路に飛込んだ幼児を轢いた貨物自動車運転者の過失 2 自動車損害賠償保障法の民法にたいする関係
1 当事者に対し、訴状、期日呼出状、判決等の送達なきも判決言渡のあった場合の控訴 2 第一審判決の取消差戻と控訴審においてなされた民事訴訟法第71条の当事者参加訴訟の帰趨
妻の精神病を原因とする離婚判決において、原告(夫)に対し、財産分与として妻が生活保護法による扶助をうけることができるまでの間、入院費、医療費等に相当する額として毎月金1万円の支払を命じた事例
公務執行妨害罪における職務執行の事実の認定が不十分なため判決に理由を附せず又は理由にくいちがいがある場合に該当するとされた事例
1 売春防止法第14条違反の事例 2 刑法第105条ノ2(証人威迫罪)に該当する事例 3 女性の心身耗弱を認定した事例