検索欄の「詳細ボタン」をクリックすることで、 より詳細な検索を行うことができます。
詳細検索では、「フリーワード検索」「種別」「裁判所名」 「裁判年月日」「事件番号」から検索を行えます。ぜひお試しください。
今後表示しない
<浦和地方裁判所民事研究会>選定当事者と給付判決の主文
平城恭子
第一審及び控訴審において
1 貸金の元利金の分割払による各回の返済期日が「毎月X日」と定められた場合に、X日が日曜日その他の一般の休日に当たるときの返済期日の解釈 2 契約当事者間においてX日が日曜日その他の一般の休日であるときはその翌営業日を返済期日とする旨の黙示の合意が認められる場合に、貸金業の規制等に関する法律17条の規定する書面に記載すべき「各回の返済期日」の程度
最高裁第一小法廷平11.3.11
不法行為によって扶養者が死亡した場合における被扶養者の将来の扶養利益喪失による損害額の算定方法
最高裁第一小法廷平12.9.7
変額保険の保険契約上の請求権に対する質権の設定を保険会社が異議なく承諾した場合において,保険契約者からの特別勘定の指定変更請求を受け付けた保険会社の質権者に対する不法行為貢任が否定された事例
東京地裁平13.1.19
被相続人の占有により取得時効が完成した場合において共同相続人の一人が取得時効を援用することのできる限度
最高裁第三小法廷平13.7.10
債務不履行に基づく損害賠償請求権の消滅時効は,債権者が,債務者の義務違反を基礎づける事実と損害の発生及び義務違反と損害との因果関係を認識し,又は認識することができた時から進行するとした事例
東京高裁平15.2.20
水俣病関西訴訟上告審判決 (1)国が水俣病による健康被害の拡大防止のためにいわゆる水質二法に基づく規制権限を行使しなかったことが国家賠償法1条1項の適用上違法となるとされた事例 (2)熊本県が水俣病による健康被害の拡大防止のために同県の漁業調整規則に基づく規制権限を行使しなかったことが国家賠償法1条1項の適用上違法となるとされた事例 (3)水俣病による健康被害につき加害行為の終了から相当期間を経過した時が民法724条後段所定の除斥期間の起算点となるとされた事例
最高裁第二小法廷平16.10.15
(1)監獄法46条2項と憲法21条・14条1項 (2)刑務所長が受刑者の新聞社あての信書の発信を不許可としたことが国家賠償法1条1項の適用上違法となるとされた事例
最高裁第一小法廷平18.3.23
金融機関が弁護士法23条の2所定の照会又は裁判所による調査嘱託に対する回答を拒否した場合,同照会又は調査嘱託を申し出た者は,金融機関に対し,不法行為に基づく損害賠償を請求することができないとされた事例
大阪高裁平成19年1月30日判決
基本契約に基づく1個の連続した貸付取引において,基本契約に基づく弁済金のうち制限超過部分を元本に充当した結果,過払金が発生した場合には,その後に発生する新たな借入金債務に充当する旨の合意が含まれている場合,過払金返還請求権の消滅時効の起算点は,基本契約の終了時ないしこれに基づく1個の連続した貸付取引の終了時であるとされた事例
名古屋高裁平成20年2月27日判決
平成21年度主要民事判例解説 046 民法|不法行為 大阪地裁平成21年2月16日判決
第三者の不法行為によって生じた事故を原因として被害者に支給された労災保険の休業給付及び障害一時金を,第三者の被害者に対する損害賠償債務についての遅延損害金に充当することの可否