第1 はじめに
第2 敷引特約の類型及び神戸地判の分析
1 裁判例等
2 神戸地判の分析
3 論点
第3 自然損耗分についての原状回復特約が定められていない場合の敷引特約に対する適条
1 自然損耗分についての原状回復特約の成立及び効力(前提)
2 自然損耗分についての原状回復特約が定められていない場合の敷引特約
第4 敷引特約についての任意規定
1 問題
2 敷引特約についての「任意規定」
第5 「信義則に違反し消費者の利益を一方的に害する」という要件の解釈等
1 要件の解釈
2 個々の要素についてのあてはめ
3 結論
第6 敷引特約について個別交渉を経た場合の法10条の適用の有無及びその影響
第7 消費者契約法施行前の賃貸借契約が施行後に更新された場合の 消費者契約法の適用
第8 法10条の効果(全部無効に限られるか)
第9 その余の問題
1 その他の要件事実等
2 債務不履行解除の場合
第10 最後に
別表 敷引特約関係裁判例リスト