判例タイムズ

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判例タイムズ No.1464


  • 裁判の迅速化に係る検証結果の公表(第8回)について

    最高裁判所事務総局   

    [目次]
    1 はじめに(第8回迅速化検証結果の公表に当たって)
    2 地方裁判所における民事第一審訴訟事件の概況及び実情
    3 地方裁判所における刑事通常第一審事件の概況及び実情
    4 家庭裁判所における家事事件の概況及び実情並びに人事訴訟事件の概況等

    引用形式で表示 総ページ数:35 開始ページ位置:5
  • 東京高裁平30.10.24決定

    1 借地契約に,借地権設定者が,借地権者の借地権譲渡の際,無条件で借地権譲渡を承諾する特約が付され,借地権の譲渡が民法612条によって制限されず,借地契約の解除原因にならないとして借地借家法19条3項の申立てが棄却された事例
    2 借地借家法19条1項の借地権の譲渡又は借地の転貸の許可の裁判をするためには,申立てに係る借地権又は借地の識別が可能な程度に土地の範囲が特定されていれば足り,必ずしも現地復元性のある実測図面等によって土地の範囲を厳密に特定するまでの必要はないとされた事例

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:40
  • 大阪高裁平31.2.8判決

    養子が養親の了解を得ないで縁組の届出書を作成したとして,養子縁組の無効を確認した原審の判断を取り消し,養親の縁組意思を認めて養子縁組の無効確認請求を棄却した事例

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:47
  • 大阪高裁平30.7.30決定

    児童相談所長である抗告人が,児童についての引き続いての一時保護の承認を求めた事案において,児童福祉法27条1項又は2項の措置を一つでも採れば,それ以降一時保護を継続することができないと解することは相当ではなく,一時保護の目的を達成するために一時保護を継続する必要があるのであれば,同条1項又は2項のいずれかの措置が採られた後も,同条1項又は2項の別個の措置を採るに至るまで,引き続き一時保護を継続することができるとした上で,本件では,児童の一時保護が開始された日から2箇月を超える時点においても,児童の心身の状況,その置かれている環境その他の状況の把握を進めた上,児童等に対して児童福祉司等による指導の措置(同条1項2号)を行う必要性があったとして,申立てを却下した原審判を取り消し,引き続いての一時保護を行うことを承認した事例

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:52
  • 大阪地裁平31.3.27判決

    公立高校の教員が,生徒間のトラブルに関して行った指導の内容は,その目的や態様からすれば,教育的指導の範囲を逸脱するものではなかったとして,指導を受けた生徒の遺族からの国家賠償法1条1項に基づく損害賠償請求を棄却した事例

    引用形式で表示 総ページ数:21 開始ページ位置:60
  • 札幌地裁平30.9.20判決

    条例違反を理由とする墓地使用許可取消処分について,担当課長の説明に従って墓地を建立したのだとしても,同処分に信義則違反ないし権利濫用があるとは認められないとされた事例

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:81
  • 東京地裁平30.6.21判決

    入国管理局長が出入国管理及び難民認定法49条1項に基づく異議の申出は理由がない旨の裁決をするに当たり,日本人の配偶者である中国人に特別に在留を許可すべき事情があるとはいえないと判断したことにつき,裁量権の範囲を逸脱又はこれを濫用した違法があるとした事例

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:88
  • 東京地裁平30.6.21判決

    建築確認申請に係る建築物の敷地が従前の建築確認で敷地とされた土地と重複している場合において,当該申請に係る建築計画変更確認処分の取消請求が棄却された事例

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:100
  • 東京地裁平29.8.30判決

    1 更正の請求を経ていない納税者が,更正処分のうち自己の申告額を超えない部分の取消しを求めて提起した訴えが不適法であるとされた事例
    2 相続により取得した大会社の発行する「取引相場のない株式」が「同族株主以外の株主等が取得した株式」に該当せず,仮にこれに該当してもその相続財産評価額を配当還元方式ではなく類似業種比準方式により評価することが正当と是認される特別な事情があるとする課税庁側の主張が,いずれも排斥された事例

    引用形式で表示 総ページ数:16 開始ページ位置:106
  • 東京地裁平29.8.10判決

    1 特別区の議会の会派無所属議員が区議会幹事長会及び区議会各派代表者会に出席し,発言する権利を有することの確認を求める訴え並びに区議会幹事長会運営規程及び区議会各派代表者会運営規程に違法があることの確認を求める訴えが裁判所法3条1項にいう「法律上の争訟」に当たらないとされた事例
    2 特別区の議会の会派無所属議員が区議会幹事長会及び区議会各派代表者会に出席し,発言する権利の不存在並びに区議会幹事長会における議長の発言について違法な公権力の行使に当たらないとして国家賠償請求が棄却された事例

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:122
  • 東京地裁平29.7.6判決

    学校法人の企業年金につき年金受給額を減額した年金規程改定の有効性を認めた事例

    引用形式で表示 総ページ数:27 開始ページ位置:135
  • 京都地裁平29.5.29判決

    退職後の競業禁止特約の有効性を認めた上で,その遵守を条件に早期退職希望制度に基づき支給された早期退職加算金の受領が,不作為の詐欺(不法行為)に該当するとして,同額の損害賠償請求が認容された事例

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:162
  • 京都地裁平31.3.26判決

    1 弁護士会の総会決議の取消請求に係る訴えが,その主体や要件を個別に定める規定がないとして不適法とされた事例
    2 弁護士会員の一部を対象に会費を一部免除する内容の会則改正をする旨の弁護士会総会決議の無効確認請求に係る訴えにつき,対象外の会員である原告の確認の利益が否定された事例

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:170
  • 京都地裁平31.2.5決定

    受送達者と同一人物である可能性が高いFacebookアカウントがインターネット上に存在し,そのアカウントにメッセージを送信して調査を行っていない場合には,送達をすべき場所が知れない場合には当たらないとした事例

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:175
  • 東京地裁平30.3.9判決

    宗教法人と事業者との間で締結された永代供養墓の販売,墓所使用者の募集等の業務委託契約について,宗教法人の債務不履行等を理由とする事業者の損害賠償請求が棄却された事例

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:179
  • 東京地裁平30.2.28判決

    サッカーの練習試合中に行われ,相手選手の転倒及び負傷の契機となったスライディングについて,当時のプレーの状況などから,相手選手との身体的接触はなく,スライディングを回避すべきであったともいえないとして,当該スライディングが不法行為に該当しないとされた事例

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:187
  • 東京地裁平30.2.19判決

    相続税申告業務における小規模宅地等の特例の適用に関する税理士の方法選択につき,善管注意義務違反が認められた事例

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:197
  • 東京地裁平30.1.24判決

    特定の相続人が一定の相続債務を全て承継する旨の遺産分割協議議が相続債権者との法的対応を当該相続人に包括的に授権する趣旨であったと解された事例

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:205
  • 東京地裁平29.12.6判決

    財産分与の申立てを含む離婚等請求訴訟の係属中に夫婦共有の自宅不動産についてされた共有物分割請求が権利の濫用に当たるとされた事例

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:208
  • 東京地裁平29.9.27判決

    口頭弁論期日における弁護士による発言及び準備書面(民事訴訟及び家事調停)の内容が,相手方代理人弁護士に対する名誉毀損又は侮辱に当たり,その一部について違法性が阻却されないとされた事例

    引用形式で表示 総ページ数:23 開始ページ位置:213
  • 東京地裁平29.9.27判決

    亡Aからその法定相続人B,C及びXへの相続を原因とする所有権移転登記がされている建物につき強制競売の開始決定がされたが,同決定の前にCによる当該相続についての相続放棄の申述が受理されていた場合において,①上記決定により開始された強制競売手続に基づく本件建物の売却により生じた剰余金のうちCの法定相続分に対応する部分を交付されるべき民事執行法84条2項の「債務者」はCであるとされるとともに,②執行裁判所がCに交付されるべき剰余金につきCを債権者としてした供託が有効とされた事例

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:236
  • 千葉地裁平30.6.29判決

    警察官が,内偵捜査中に,捜査対象者から不審者として問い詰められて身体や衣類を執ようにつかまれるなどし,その拘束から逃れるため,衣類をつかまれたままの状態で勢いよく自己の身体を反転させて逃れる際に捜査対象者に傷害を負わせた行為につき,正当防衛の成立を認めた事例

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:245
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