最も長い歴史をもつ判例実務誌
1 嫡出でない子に認知を求めることを許さないとすることは、法例第30条にいわゆる公序良俗に反する場合に当るか 2 父の本国法に認知に関する規定がなく、子の本国法にその規定がある場合の父に対する認知の訴の許否 3 アメリカ合衆国軍の軍属たりしものに対する認知の訴と日本国裁判所の裁判権の有無
1 国民公園管理規則第3条制定の趣旨 2 厚生大臣が厚生大臣の許可を受けない物品販売業者の皇居外苑(国民公園)に立入を禁止することは適法か
1 自由の任意性についての法律的解釈 2 被告人の司法警察員に対する供述調書の任意性に疑があるものと認められる事例 3 被告人の検察官に対する供述調書が任意性があると認められる事例 4 最高裁判所が自白の真実性が疑わしいとして破棄差戻した場合に右判断は下級裁判所を拘束するものと認めた事例
1 公訴の提起前から第1回公判期日まで勾留に関する処分をした裁判官が事件の審判に関与することのできる条件 2 被告人に対する起訴状の送達と第1回公判期日との間の猶予期間
賃貸人が賃借人の賃借家屋の使用を妨害していながら、その前に生じた延滞賃料の不払を理由に賃貸借契約を解除することが、権利の濫用とされた事例
損害保険業界においては保険業者が代理店の請求により保険契約を認証して保険証券を発行した場合には代理店は保険料を現実に領収したと否とを問わず保険料相当の金額を保険業者に引渡す商慣習が存する。