最も長い歴史をもつ判例実務誌
昭和22年勅令第207号外国人登録令施行当時、同令第1項附則第2項に違反し同令第12条第2号の罪を犯した者が、昭和24年政令第381号改正令施行後まで所定の登録申請をしなかった場合とその擬律
宅地上で危険な営業又は附近で迷惑となるような営業等は一切しないという特約違反を理由として宅地賃貸借契約の解除を認めた一事例
他人の債務につき不動産を以って担保とするということは特段の事情のない限り不動産に抵当権を設定することを指すので売渡担保とするには特にその旨の意思表示を必要とする
Bから弁済資金を借りてA所有の不動産を買い受けると同時にBに対する右債務につきその不動産を譲渡担保の目的に供しても否認の原因とならぬとされた事例
刑訴400条但書の意義(控訴審が、犯罪事実の存在を確定せず無罪を言渡した第一審判決を破棄し、有罪の自判をする場合の手続)
1 官庁の所管局課が業者に対し製品未完成にもかかわらず代金請求につき了解を与えた場合と詐欺の成否 2 公文書偽造罪の成立しない場合の事例 3 議員の国政調査権と司法権 二重煙突事件の第一審判決